だから、みんなに教えてあげるね
ドッグショーってなに?
各犬種の理想像(スタンダード)にどれほど近いかを審査する品評会です。
ドッグショー当日はそれぞれ最高のコンディションになるよう手入れをされており、まさに図鑑で見るような美しい犬がズラリと登場します。
その中でもスタンダードにより近い犬がピックアップされチャンピオン犬となります。
何のためにあるの?
純粋犬種を守り、後世に伝えていくため開催されている大切な大会です。もし世の中の純粋犬種を可愛さだけを求めた繁殖ばかりをしていると遺伝子異常や発達異常の犬が産まれてしまうことがあります。そのような子が産まれないためにショーブリーダーは日々お手入れをしながらその犬の持つ特徴を把握し、より良い犬を後世に繋ぐため犬の健康管理をしてチャンピオン犬を完成させます。
なぜ、チャンピオンを目指すの?
”チャンピオンになると賞金もらえるの?”なんてよく聞かれます。
ズバリ!!もらえません。。。
むしろ出陳料がかかります。それでもショーを続ける理由は先ほどもお伝えした通り”いい犬を後世に伝えていくため”ですね。これは犬への愛がないとなかなか続けられないですね・・・
審査の基準は?
審査員は審査員資格を持ち各犬種のスタンダードを把握しています。
審査において主に見られるのは
・骨格 ・歯並び ・毛質 ・歩き方 です。
犬種、オスメス、年齢別に分かれたところからトーナメント方式に勝ち上がった子が最終的に全犬種の中から1位→BIS(ベストインショー)が決定します。
なぜショードッグって独特なカットなの!?
代表的な犬種でざっくり解説していくね!
・プードルカットの謎
プードルのカットですが、コンチネンタルクリップと呼ばれるカットで出場する子が多いです。
プードルの祖先は水鳥を獲るお仕事をしていたため水に入る時に関節を冷やさないために腰や足、首の関節周りは毛を残し、その他の余計な毛は刈り込む。これを形付けたのがコンチネンタルクリップです。
・シュナウザーカットの謎
ショードッグのシュナウザーは毛を刈るのではなくプラッキングといって毛を抜きます。それにより毛が硬くなり皮膚も丈夫になることにより、藪の中を走り狩りをする際に怪我をしなくなります。シュナウザーの特徴的な眉毛も藪の中で目を守るために長く残します。
さいごに
今回はドッグショーについてさらっと書かせていただきましたが、知れば知るほど奥深い世界です。なので今回はイメージを掴んでいただき、さらに興味を持っていただけたらぜひ、ショー会場に足を運んでみてください!!
バイバイ〜